こちらのブログでは受験勉強や学生生活における悩みを解決する助けになるような記事を掲載しています。
今回のテーマは記事を書いている私自身の「浪人不合格体験記」です!
私自身もそうだったのですが受験浪人は常に不安との戦いですよね...
浪人することが決定してから次の受験までの1年間は本当に毎日が不安でした。
- 浪人しても大学に不合格になるかもしれない
- 浪人性として気を付けるべきことは何なのか
- この勉強法であっているのか
こんな悩みを抱える人に対し、ここでは私自身が「不合格体験記」という形で反省点を記すことで、同じ失敗をしないように手助けできたらと考えています。
この記事は以下ような流れで、反省点と具体的な対処法についても書いていきます。
私自身は浪人期間に成績を上げることはできたものの、第一志望ではない大学の理系学部に進学しました。入学してからは気持ちを切り替えて充実した大学生活を送っていますが、「あの頃合格できていたら...」という思いは未だにあります。
大学在学中には塾講師のアルバイトを4年間していたので、そのあたりの経験も踏まえながら、「浪人不合格体験記」を正直に書いていきます。
少しでもお役に立てたら嬉しいです!
不合格体験記「浪人して成績は上がったものの...」
まずは私の浪人生としての不合格体験記を簡単に書いていきます。
この浪人不合格体験記の結末を先に一言で表すと、「第一志望には不合格で、国立後期試験でなんとか理系学部に合格した」という形になります。
それでは浪人期の私の状況を振り返っていきたいと思います。
私は高校を卒業する際にはMARCHと呼ばれる大学に何とか合格できるレベルの状態でした。
(これらの大学を馬鹿にするつもりはありません。仲の良い友人もたくさん在籍していますので...)
ただ私は医者になりたいという思いを持っていたので、「国公立大の医学部」に合格することを目標に1年間という期限を設けて浪人することを決意しました。
(私立の医学部に進むのは金銭的に厳しかったんです。)
大手予備校に通うことを決め、浪人生活がスタートしました。
そこからの1年間は、当時から4年ほど経過した今振り返っても、相当勉強したことを覚えています。
朝から予備校で授業を受け、閉館まで自習室で勉強しました。
食事の時間も勿体ないと感じていたので、帰りに駅まで歩く間におにぎりを食べることで移動中に夕飯を済ませていたのを覚えています。
少しやりすぎだった部分もあるかもしれないですが、医学部を目指すには成績がかなり低かったので、そのくらいの努力はしないといけないと感じていました。
(皆さんは体調に気を付けつつ勉強してくださいね...(笑))
その甲斐もあってか夏ごろから成績は急上昇しました。
人生2回目の大学受験を迎えるころには模試などで国公立医学部B~C判定が出るようになりました。(夏まではずっとE判定でしたが...)
そんなこんなで前期試験では国立大の医学部を受験しましたが不合格でした。
成績が上がっていたとはいえ「不合格」という結果はかなり悔しかったです。
(ネット上で受験番号の有無を確認し、自分の番号が無かったあの瞬間は今でも鮮明に覚えています。何かの間違いであることを願いましたが実力不足でした...)
結局、難易度が更に上がる後期試験では医学部の受験は回避し、国立大の理系学部を受験しました。定員も少なかったのですが運よく合格することができ、おかげで充実した大学生活を送ることとなります。
ここまでが簡単な浪人開始~第一志望不合格までの流れです。なんとなく私の浪人期間の流れを分かって頂けたでしょうか...?
ここからは、この不合格体験の本題の「成績は上がったのに合格できなかったのはなぜなのか。」という点をまとめていきます。
浪人不合格体験記「原因は苦手科目」
成績が上がったにも関わらず不合格となった1番の原因は「苦手科目」にあったと思います。「そりゃ当たり前だろ」と思った方もいるかもしれませんが、これだけは浪人生にこそ注意してほしいという意外なポイントが2つあります。
(この不合格体験記で最も重要な2つの要素です。)
- ①勉強時間の配分
- ②勉強すれば成績は上がる
ひとつずつ簡単に説明します。
①勉強時間の配分
「勉強をサボる」のは論外ですが、私の不合格の原因は「苦手科目に圧倒的な時間を使えなかったこと」にあります。「圧倒的」というのがキーワードです。
浪人生は予備校に通っていたとしても自分で勉強計画を立てていくことになります。
私自身は「苦手科目」にも時間を割いていたつもりでしたが結果的には全然足りていませんでした。
浪人期間の全体の勉強時間はかなりのものだったはずなのに、どうして「苦手科目」に割く時間が不足しているということに、当時の私は気付くことができなかったのでしょうか。
その答えは「②勉強すれば成績があがる」という言葉にあります。
②勉強すれば成績は上がる
話の流れからすると意外な言葉かもしれませんが、浪人生も勉強すれば成績は上がります。
私は「浪人しても成績が上がりにくいのでは?」という不安を抱えながら勉強していたので、「苦手ではない科目」に関しても結構な勉強時間を割いていました。この「不安感」が苦手科目に圧倒的な時間を割くことが出来なかった理由だと感じています。
浪人生の特徴として、「現役時にひと通りの受験勉強をしている」点が挙げられます。
- 得意科目
- 苦手ではない科目
に関しては、現役時にある程度は勉強しているので、浪人後に勉強時間が増えると早い段階で成績が上がり始めます。つまり最低限の勉強時間を確保していれば過度に心配する必要はない。ということです。
一方の
- 苦手科目
に関しては基礎ができていない状態で浪人を迎えているので当然成績が上がりにくくなります。
こちらを過度に心配してください。(笑)
特に数学や英語のような成績が上がるまでに時間がかかる科目を苦手としている場合は、この記事を読み終わったらすぐに机に向かって勉強を始めてほしいぐらいです。
ということで一旦まとめます。
私が書いた不合格体験記における1番の原因は、「苦手科目に圧倒的な時間を使えなかったこと」です。
ただし、浪人生は前提として「全体的に効率よく勉強を進めて、他の科目の成績も上げる」ということも合格するには不可欠になります。
そこで最後に、非常に手短になりますが、当時の自分伝えたい「具体的な解決策」を書いていきます。
浪人不合格体験記まとめ「時間管理術」
ここまで色々と書いてきましたが最後は気楽に読んでください。
私の浪人期間の反省点は「苦手科目への時間配分」でしたが、苦手科目に時間を割くためには全体的な勉強の効率を高めることが必要になります。
集中するための方法論なども色々ありますが、最もシンプルで簡単に導入でき、私自身も浪人期間~大学卒業目前の現在までずっと実践している方法があります。
それは「何に何分使ったのかを意識すること」です。
受験勉強をしていると夕方ごろになってから
- 「朝から勉強しているはずなのに意外と進んでいない」
- 「ここまでの数時間って何していたっけ?」
と思うことはありませんか?
私自身もたまにあるのですがこれは大問題です。
予定を立てることも重要ですが「過ぎた時間の内容を記録すること」も同じぐらい重要です。これについては別の記事でも紹介予定ですが、「自分の時間を見える化」してください。
何分間勉強しているのか視覚的に判断するために「タイマー」もおすすめです。というか絶対使うべきです!
私はデジタル式ではなく、経過時間をパッと見て把握できるアナログ式のものを毎日使っています。
「自分の時間を把握して記録する」ことこそが全科目の成績を上げ、特に苦手科目に集中するための近道です。
この記事を読んでいる皆さんが、私の浪人不合格体験記と同じ失敗をしないことを本当に心から願っています。
(どんなに今充実していても、医者になりたかったという過去の夢は叶えることができませんでしたから...)
- これから浪人する人
- 今浪人中で頑張っている人
には、どの科目も基礎固めから始まる現役時の受験勉強とは異なるからこそ、「苦手ではない科目」の勉強時間を削減する勇気をも持ってほしいと思います。
大変な1年間だと思いますが絶対に将来に繋がる期間なので頑張ってください!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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ちなみに学生応援ブロガーとしてTwitterもやっています。自分自身の社会人としての勉強生活や学生向けの記事も発信しているので、もしよかったらフォローしてもらえると嬉しいです。
簿記2級の勉強を始めてから1週間。
— かいぼー@理系大学生ブロガー (@Kaibo_blog) 2021年3月8日
3級に受かってからすぐ2級の勉強を始めて正解だったとつくづく感じてます🧐
人間どうしても時間が経つと忘れてしまう…勉強は連結できる知識が頭に残ってるうちに進めるべきですね👀
ちなみに受験浪人期間は1日も英語の勉強をしなかった日がありません💪