こちらのブログでは受験勉強や学生生活における悩みを解決する助けになるような記事を掲載しています!
今回のテーマは「浪人生が卒業旅行に行くべきかどうか」です。
浪人することが決まり、最初の悩みの1つが「卒業旅行」ではないでしょうか。次の受験に向けて勉強しないといけない立場なのに自分が卒業旅行に行ってもいいのか?私自身も浪人した際はかなり悩みました。
- 浪人生は卒業旅行に行くべきなのか?
- 浪人生は卒業旅行を楽しめるのか?
- 浪人生が卒業旅行をして成績に影響しないか?
こんな悩みを抱える人に対し、実際の経験をもとに書いていきます。
この記事の流れは以下の通りです。
ちなみに私自身は浪人期間をMARCHにギリギリ合格できるレベルからスタートしました。1年必死に勉強し国立大の理系学部に後期試験でも合格できるレベルまで成績を上げることに成功しました。
(前期試験では第一志望だった国立大の医学部を不合格になってしまったのですが...)
今では大学卒業を迎え、第一志望の企業で社会人としての生活をスタートさせようとしています。こんな私で良ければ、過去の自分と同じ悩みを抱えている皆さんのお役に立てたら嬉しいです!
浪人生が卒業旅行に行くのは賛成です
まず結論から書くと、浪人生が卒業旅行に行くことに私は賛成です。実際、私自身は浪人決定後に、高校の部活仲間と卒業旅行に行きました。それが浪人後の成績に大きな影響を与えたかというと、そんなことはありません。むしろ行くべきだと私は思います。その理由は以下の3点です。
- ①高校の卒業旅行は人生で一度だけ
- ②浪人生は過度に自分を追い込みがち
- ③影響が出るぐらいなら行かなくても一緒
1つずつ簡単に説明します。
①高校の卒業旅行は人生で一度だけ
これは当然ですが、高校の仲間と行くことが出来る卒業旅行は人生一度きりです。今いくら仲が良くても大学に進学するとなかなか会えなくなる人も出てくるでしょう。
実際に私も「かなり仲が良かったのに大学に入ると会う機会が無い」という友人が数人います。
これは大学の場所による問題。そして人間関係のキャパシティによる問題が関係します。人間には「濃い人間関係を同時に保てる人数」に限界があると言われています。そのため、大学に入りコミュニティが広がると、急に会う機会が無くなる友人も出てきます。
これらのことから考えても、卒業旅行を友人たちと楽しむチャンスは絶対に逃さない方がいいと、個人的には思います。
②浪人生は過度に自分を追い込みがち
これは私も浪人してから気付いたのですが、浪人生は過度に自分を追い込みがちです。
- 浪人したのだから勉強のことだけを考えて生活しよう。
- 成績を上げるために全ての時間を勉強に当てよう。
私も浪人開始前はこんな風に考えていました。しかしこれは精神的に非常にしんどいです。
私が浪人して成績を上げられたのは「浪人生という立場を楽しめた」という点が非常に大きいです。卒業旅行も行かず追い込んだところできっとガス欠を起こします。
みんなが卒業旅行に行っている間に自分だけ机に向かっていても「行けばよかったな」と考えてしまうかもしれません。何より卒業旅行に行くか悩むエネルギーが一番無駄です。行くと決めたらその日までの目標を定め努力する。これが最善の結論だと私は思っています。
③影響が出るくらいなら行かなくても一緒
最後の理由がこちらです。要するに、卒業旅行に行った2~3日で成績に影響が出てしまうくらいなら、1年間の浪人生活も上手くいかない可能性が高いということです。
そもそも浪人して成績が上がる人は時間の使い方が上手です。予備校で成績が上がっていた友人はメリハリがしっかりしていました。卒業旅行にも行ったと言っていました。
浪人生という1年間の練習だと思って、卒業旅行に行くまでの日々を全力で勉強してみることをお勧めします。最初は上手くいかないかもしれませんが、自分なりのメリハリの付け方を探すのも浪人生活にとっては大きなテーマです。
浪人生が卒業旅行を楽しむ方法は「先行投資」
ここまで浪人生も卒業旅行に行くべきだと書いてきました。このような主張をするとこんな意見が出てくるかもしれません。
- 「浪人生なのに卒業旅行に行っても楽しめなさそう...」
- 「受験のことが気になってしまうかも...」
とても気持ちが分かります。私もそう思っていました。実際私が卒業旅行に行ったときも「遊んでいていいのかな...」と、ほんのちょっとだけ考えました。でも友達との時間が楽しすぎて、それどころではなかったのを覚えています。
これだけ楽しめた理由は1つだけです。
それは「卒業旅行までの期間で、卒業旅行後の時間に投資をしたから」です。
この記事を見ている皆さんは卒業旅行まであと何日あるでしょうか?その期間で何ができるでしょうか?
私のおススメは「勉強法を勉強すること」です。
言い換えると「効率の良い勉強法を学ぶこと」です。
卒業旅行までの期間、もちろん実際に受験勉強も再開していましたが、卒業旅行までの期間は短いはずです。その数週間、数日間の間で何かを区切って実践するならば「これからの1年間をどう過ごしたら成績が上がるのか」にフォーカスしましょう。
浪人するということは「1年間勉強する時間が与えられる」ということになります。私自身大学時代は塾講師のバイトもしていましたが、成績の上がる学生は勉強の仕方を知っています。浪人生活が始まると自分で計画を立てることになるので「勉強法を知っているかどうか」で成績の伸びが大きく変わります。
私自身は具体的には以下のようなことを学びました。
- どんな復習の仕方が記憶に残りやすいのか?
- どの単元から勉強すると効率がいいのか?
- 効率よく勉強するための時間術は?
何冊か本を買って読んだのですが、私にとっては「この時間がとても有意義だったなぁ」と感じています。卒業旅行という締め切りがあるので、そこまでに集中して読み切ると決めて読破しました。
(↓浪人~大学の間に読んだお勧めの本を何冊か貼っておきます)
この時間が、浪人生活スタート後のプランニングや復習の効率(=記憶の定着率)に直結したと私は考えています。
この「勉強法を勉強する」という方法はあくまで1つの例です。参考までに書きました。皆さんも卒業旅行という大きな締め切り効果を最大に活用して今の自分にできることを探してみてください。
それでは、最後に「卒業旅行が浪人生の自分にプラスになった」という経験について手短に書きます。
浪人生の卒業旅行がプラスになった体験談
これは実際の体験談になります。
私は上記の方法もあって卒業旅行を楽しんでいました。でも心のどこかに「浪人することに対しての不安」や「浪人生に対する周囲の人からの目」を気にして生活していました。これは卒業旅行以前、浪人することが決まってからずっとでしたが...
そんな不安な気持ちを拭い去ってくれたのが卒業旅行の時間でした。
一緒に旅行した高校の友人たちは当然ながら変に気を遣うこともなくいつも通り接してくれました。しかも本当に応援しているという声を色んな場面でかけてもらいました。
この数日間の卒業旅行という期間で私は浪人生という存在を「目標に向けて努力する権利が与えられた人間」だと感じることが出来たのです。
大げさに聞こえるかもしれませんが本当です...(笑)
そのくらいポジティブな気持ちを持って浪人生活をスタートできたことは、一緒に卒業旅行に行ってくれた友人たちに感謝しかありません。
ここで伝えたいのは、単に「卒業旅行に行って思い出を作った方がいいよ」という話ではありません。浪人生活をもっとポジティブに捉えてほしい。そしてこの1年が皆さんにとってプラスになるものであってほしい。という思いです。
この記事はここまでとなりますが、浪人生として頑張ろうと思っている皆さんの助けになるような記事を今後も書いていく予定です。私も間もなく新社会人としての生活が始まり、自由な時間が減ってしまいますが、浪人時代の時間管理の経験を生かしてブログを更新していきたいと思います。
お互いに頑張りましょう!
最後までありがとうございました!
ちなみに学生応援ブロガーとしてTwitterもやっています。
自分自身の社会人としての勉強生活や学生向けの記事も発信しているので、もしよかったらフォローしてもらえると嬉しいです。
実は受験生の時に1年浪人してるんですが、今振り返るとめちゃくちゃ楽しかったなって思うんですよね…🧐
— かいぼー@理系大学生ブロガー (@Kaibo_blog) 2021年1月31日
理由は簡単で
✏️期限
✏️目標
✏️やるべきこと
この3点が明確だったから。
1月も今日で終わりますが、今年の目標見直すなら今のうちかな、と自問自答しています💨#ブログ初心者と繋がりたい
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